消えた箱舟
TBSドラマ「消えた箱舟」(1988年)東京の郊外に一戸建てのマイホームに暮らす男(江森陽弘)は4人家族の平凡なサラリーマン。山口美江扮する宇宙人が男の前に現れる。「14日後に人類は滅亡する。私を信ずるなら船で私とともに地球を脱出しましょう」という。男は家族に話すが誰も信じようとしない。当日、男は一人で指定された場所へいく。だが男は船に乗らなかった。結局、男はマイホームで家族と暮らす。戸外の雨は朝から降り続きやむことはない。
このドラマが制作された時代は情報化やグローバル化が急速に進展していった。そのな世の中で閉塞的な現実から脱出を夢みる人もいた。原発、地震、環境破壊、地球温暖化と異常気象と現在にもっとも重要な課題を提起している優れたドラマである。
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