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江戸の絵師、英一蝶は幕府の忌諱にふれて、元禄11年に三宅島に流された。
「初松魚からしもなくて泪かな」
この句は三宅島で詠み、島の侘しいありさまを絵にかいて宝井其角のもとに送ったものである。流人には辛子も手に入れ難く、「泪」は流人生活の辛さの涙である。其角は、「其のからしきいて泪の松魚かな」の句を送り返した。
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