過大評価と過小評価
2014年のNHK紅白歌合戦出場者がこのほど発表された。選考基準は➀今年の活躍②NHK独自の世論調査③番組の企画・演出の3点とある。だがむかしほど大衆が知るヒット曲がない時代、➀で選考される歌手は少ない。松本人志や小倉智昭が「ヒット曲ないのに選ばれている人が何人もいる」と不満を述べている。歌手に限らず、会社の昇進など人物評価は難しい。過大評価と過小評価に泣かされるのは、この世の常である。むしろ紅白出場などに気をとらわれずにマイ・ペースでいこう。80年代の代表的アイドル柏原芳恵は過小評価されすぎのトップアイドルだった。1981年から1986年の間に18曲が10位以内にランキングされるも、紅白出場はわずか2回だった。それにめげることなく、あれから34年が経つが柏原芳恵はいまも地道に地方公演を中心に歌手活動をしている。代表曲「最愛」は周慧敏(ヴィヴィアン・チョウ)がカヴァーしてアジアではとても知られているポップスである。
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柏原芳恵、「ハロー・グッバイ」「春なのに」名曲ですね。
投稿: | 2014年12月 1日 (月) 16時20分