吉永小百合の共演者たち
嵐の二宮和也が山田洋次監督の最新作「母と暮らせば」で吉永小百合と親子役で初共演する。どの俳優にしても吉永小百合との共演というとえらく緊張するらしい。「朝を呼ぶ口笛」(1957年)で映画デビューした清純派の青春スターだった小百合ちゃんも今やカリスマ女優として崇められベテランから若手まで共演するとプレッシャーを感じるらしい。かつては共演者は浜田光夫や高橋英樹、渡哲也といった同世代の青春スターだったが、1975年以降、吉永より年下俳優が相手役というケースもよくある。草刈正雄(白い闇)、浅野忠信(母べえ)、仲村トオル(北のカナリア)。吉永より20歳上の俳優・佐野浅夫(三代目水戸黄門)はドラマ「張り込み」(1978)で吉永の亭主を演じている。ベテラン俳優大和田信也がある番組で語っていた。「わたしはこれまで吉永小百合さんと共演はおろか、面会したことも一度もない。今年はじめてあこがれの吉永さんにお会いできた」と。「ふしぎな岬の物語」で吉永に思いを寄せる役だった鶴瓶も結局プロポーズできずに終わった。
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今から30年以上前に、吉永小百合さんが、着物姿で正座して扇子をふわりと投げるコマーシャルがあり、(何のコマーシャルか覚えていませんが)あまりの美しさに、テレビににじり寄って見とれてしまった記憶があります。
投稿: | 2014年12月22日 (月) 21時40分