死語歌謡曲の魅力
柏原芳恵の「花梨(カリン)」(1983年)を聴く。
元気でいると手紙下さい
ただ一言だけでいいから
朝のポスト 胸が痛みます 今も
切ない歌詞が実にいい。だが今や世の中、メールや携帯の時代。平成生まれの若い人には理解できない心情かもしれない。このような歌を「死語歌謡曲」と呼ぶことにする。
梶光夫と高田美和「アキとマキ」。発表当時は人気だったが、聴くだけで気恥ずかしいようなデュエット曲だった。だがカラオケで歌う人をわたしは一度も聞いた事が無い。そしていまでも「交換日記」をしている若いカップルがいるとは思えない。他にも「夜霧のハウスマヌカン」(やや)、「素敵にシンデレラ・コンプレックス」(郷ひろみ)などタイトルからしてすでに死語歌謡曲である。
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