日本史の名言
1 天皇、すでに吾を死ぬとや思はすらむ(古事記)
「日本武尊の研究」池田米寿 住吉書院 昭和12年
2 下泣きに我が泣く妻を今夜こそは安く肌触れ(古事記)
「軽太子の悲恋物語考」竹野長次 学術研究 昭和31年
3 世間虚仮、唯仏是真(天寿国繍帳)
「聖徳太子」 薗田宗恵 仏教学会 明治28年
4 あに天孫をもって鞍作に代へむや(日本書紀)
「天智天皇」 中村直勝 近江神宮奉賛会 昭和13年
5 天と赤兄と知らむ。吾、もはら知らず(日本書紀)
「有馬皇子を偲ぶ」 三宅瑞晃編 南部町教育委員会 昭和34年
6 この盟のごとくにあらずば、身命亡び子孫絶えむ(日本書紀)
「天武天皇」 川崎庸之 岩波書店 昭和27年
7 罪なくしてとらはる。これ決定して死ぬるならむ(日本霊異記)
「長屋王の願経に就いて」 川瀬一馬 奈良叢記 駸々堂 昭和17年
8 天下の富を持つ者は朕なり(続日本紀)
「聖武天皇御伝」 東大寺編刊 昭和31年
9 我もし亡ぜんときは、願わくは坐して死なん
「鑑真」 安藤更生 美術出版社 昭和33年
10 心形久しく労して一生ここに窮まれり(遺誡)
「伝教大師伝」 山方石之助 壬子出版社 大正2年
11 家は洩らぬほど、食事は飢えぬほどにて足ることなり(南方録)
「千利休」 芳賀幸四郎 吉川弘文館 昭和38年
家は雨露をしのげる程度、食事は飢えない程度にあれば、十分である
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