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2014年11月 4日 (火)

マシュー・アーノルド13の恐怖

Photo_4真理は瀕死の人の唇からもれる(マシュー・アーノルド)

   欧米のキリスト教世界では、最後の晩餐のユダを連想させるため、13人で食卓を囲むのを避ける習慣がある。とくに「13人で食卓を囲むと、最初に席を立った者が1年以内に死ぬ」という不吉な迷信があった。これをトリスカイデカフォビアという。

    イギリスの詩人マシュー・アーノルド(1822-1888)は1888年のある晩、友人の画家ジョン・エヴァレット・ミレー(1829-1896)のディナーに招かれたたとき、急に欠席者がでてしまい、なんと13人で食卓を囲まなければならなくなった。

「最初に席を立った者が1年以内に死ぬ」

ふとしたはずみで、そんな話題がでた。みんなは一瞬全身が凍りつき、お互いに顔を見合わせた。「誰が最初に席を立つのだろう…。」

   そこで、アーノルドは「何人かで同時に席を立ってはどうか」と提案し、自ら友人2人をともなって同時に席を立ち、その場をあとにした。ところが迷信通り、1年とたたないうちに、アーノルドは心臓発作で急死した。友人2人のうち、ひとりは水難事故で、もうひとりは自ら命を絶ってしまったのである。不吉といわれる13という数字には言い難い不気味さを持ち続けている。(Matthew Arnold,Triskaidekaphobia)

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