へなちょこ
未熟な者や取るに足らないものをあざけっていう言葉。明治13、14年に神田明神の料亭の主人が、粘土質の土「へな」でつくった楽焼風の猪口が、注いだ酒を吸い込んでしまってあきれさせたのを見た新聞記者が造語したのがはじまりとされている。外見は立派だが役に立たない意味に使われ、花柳界で流行った。(加藤迪男「お国柄ことばの辞典」) ことばの疑問
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