« 欧州史とドーデ「最後の授業」 | トップページ | 森田吾郎と大正琴 »
幕府の天保の改革が失敗したのに対し、一部諸藩では改革に成功を収めた。薩摩藩は藩主島津重豪のもとで、側用人の調所広郷が中心となって改革にあたった。かれは借金500万両を250年賦で返すという事実上の踏み倒しを強行するとともに、琉球密貿易をさかんにし、また、黒砂糖の専売制をしいた。佐賀藩では鍋島直正が人材を登用して改革にあたった。陶磁器の専売を行いオランダに輸出し巨利をえる。反射炉を建設、日本初の鉄製の大砲の鋳造に成功した。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント