静かなる活火山「御嶽山」
9月27日の御嶽山噴火。現在までで死者51人、そして12人の行方がわからないままになっている。捜索は自衛隊1000人体制でローラー作戦が展開される。
気象庁は水蒸気の噴火のため予知は困難だったと説明している。しかし29日放送のクローズアップ現代によるとNHKの番組制作スタッフが噴火の2日前に取材した映像が残されている。27日の午前11時に御嶽山頂上よりモクモクと噴煙が昇りはじめているのが写されている。おそらく気象庁もデータで認識していたはずであり、十分な対策を打つ時間はあった。「予測できなかった」ではなく、「予測しようとしなかった」のである。果断な対処をしておれば「レベル3」の入山規制ができた。北大の岡田弘教授は「初動の遅れが大惨事を招いた」と専門家も指摘している。
« インドの農民組合キサン・サバー | トップページ | 土下座と謝罪ブーム »
「地理」カテゴリの記事
- アンティポディーズ諸島(2022.08.13)
- 猛暑と地球温暖化(2022.06.28)
- 帝国書院の「世界の諸地域NOW2022」(2022.04.10)
- 三角州の分類(2022.04.09)
- 中国張家口(2022.02.16)
コメント