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余花
みどり深きなかに
今日、何をもとむべき
みどりのあばら透りて
みどりの橋かかり
山あひのみち迥(はる)かにつづきたり
此処をし辿り極まれば
山また山のかぎりなし
何をもとめる
かかる人無きあたりに来りらん
室生犀星「余花」 昭和19年
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