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2014年10月31日 (金)

もうひとりのバルザック

   バルザックといえば「ゴリオじいさん」「谷間の百合」「従妹ベット」などで知られる19世紀の小説家オノレ・ド・バルザック(以下、文豪バルザックとする)を思い浮かべる。だがフランス文学史をみると17世紀に活躍した散文作家ジャン・ルイ・ゲ・ド・バルザックがいることに気がつく。代表作「君主」「キリスト教徒ソクラテス」「アリスチップ、あるいは宮廷について」「書簡集」など。

   文豪バルザックの年譜には「1831年哲学小説あら皮でオノレ・ド・バルザックと署名する」とある。また「貴族を意味するdeは作家になって僭称したもの」ともある。文豪バルザックの父ベルナール・フランソワ・バルサは農民の子であるが、フランス革命の動乱で官吏として昇進し、バルサからバルザックと改姓した。なぜバルザックとしたのか。もともとバルザックという村名はフランス各地に多い。文豪バルザックの父は名門貴族バルザック・ダントラーグ家と同じ名字を拝借したのかもしれない。だがバルザックは地名由来ではなく、17世紀のバルザックに因んでいるとする学者もいる。ジャン・ルイ・ゲ・ド・バルザックのバルザックはもちろん所領地名である。( Honore de Balzac,Bernard Francois Balssa,Jean Louis Guez de Balzac  )

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