世界の売春事情
人類最古の職業といわれる売春。これはヘロドトスが「歴史」の中で古代バビロンにおいて神殿売春の慣習があったことを記していたため広まったものであろう。かつて日本にも赤線と呼ばれた売春を公認された地帯が存在した。戦後GHQによる公娼廃止指令から1958年の売春防止法の施行までの12年間である。もちろん風俗営業やさまざまな形態での売買春が完全に撲滅したわけでない。現行の法律も愛人関係まで禁止しているのではなく、売春を助長する行為を取り締まることを目的にしている。売春禁止法ではなく、売春防止法である。アジアでは中国、ベトナムは売春禁止である。韓国は売春がさかんである。女性の5%の25万人が娼婦という報告がある(中央日報2003.2.24)。欧米では売春自体は合法であるという国が多い。スイスでは売買法は合法とされている。自治体に登録することで、営業ができる。売春合意年齢は16歳からで、ブランド品を買うために売春婦となる少女たちが増加していることから「ブランドセックス」が問題化している。2000年にオランダが斡旋を合法化したのに続いて、ドイツ、オーストリア、ニュージーランドなども斡旋合法化している。合法の理由としては、性病対策、性犯罪防止、税収の確保などがあげられる。
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