NHK高校講座世界史
ムガル帝国の繁栄と衰退▽17世紀、世界で最も進んだ製造業だった木綿産業。イギリスの産業革命にも影響を与えた▽インドの木綿が江戸時代の日本にファッション革命を起こした▽マンサブ制とシャーギール制。アクバルは軍人、官僚を問わず、仕える者に対して位階(マンサブ)を与えた。マンサブ保有者の給与を金銭で支払おうとしたが、反発が強かったため、徴税権が認められた給与地(シャーギール)を与えた。▽アクバルは非イスラム教徒に対する人頭税(ジズヤ)を廃止してイスラム・ヒンズー両教徒の対立融和をはかった▽ムガル帝国の衰退により、イギリス東インド会社のもとで植民地化が進む。1857年インド大反乱を契機としてイギリス政府のインド直轄支配が行われるようになり、ムガル帝国は名実ともに消滅した。
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