中世・近世インドの名君主たち
高校世界史に現れる中世・近世インドの君主といえば、バーブル、アクバル、シャージャハーン、アウラングゼーブなどムガル帝国の皇帝が多い。南インドのチョーラ王国のラージャラージャ1世(在位985-1016)、ラージェンドラ1世(在位1016-1044)やチャールキヤ王国のヴィクラマーティティヤ6世(在位1076-1126)、奴隷王朝のクトゥブッディーン・アイバク(在位1206-1210)、ヴィジャヤナガル王国のクリシュナ・デーヴァ・ラーヤ(在位1509-1529)も加えたいところである。クリシュナ・デーヴァ・ラーヤ(画像)は文化の保護者であったが、彼自身もまた文人であり、多くの文学作品を残している。バハードゥル・シャー2世(在位1837-1858)はムガル帝国最後の王。
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