クリスマスの占いで芽生えた愛
本日の朝ドラ「マッサン」で面白いシーンがあった。グレンリベット蒸留所でウィスキーづくりを学んでいた亀山政春とエリーの初めての出会い。1919年のクリスマスに政春はカウン家から招待を受けた。イギリスでは、クリスマスの日のために、何ヵ月もかけてつくるプディングがある。この中に6ペンスの銀貨と、裁縫に使う指ぬきを入れて、占いを楽しむ習慣があった。めいめいでプディングを食べるが、その中に、女の子に指ぬき、男に銀貨が入っていれば2人は将来結婚するという、たわいのない占いである。そしてその占いが本当になる。
物語は、ニッカウィスキーの創業者竹鶴政孝(1894-1979)と妻リタ(1896-1961)の国際結婚のはなし。エリーの実家はグラスゴー郊外のカーカンテロフという人口2万人ばかりの小さな町にあり、今でもその町の市役所に使われているほど大きな邸宅であったという。
20世紀初頭のカーカンテロフの街並みが絵葉書でしのばれる。(Kirkintilloch)
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コメント
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ニッカ・ウイスキーの生みの親であるマッサンこと竹鶴政孝とその妻リタが出会った、グラスゴー(Glasgow)の北東13Km にあるカーカンテロフ(Kirkintilloch) の20世紀初頭の街並みは、この絵葉書に描かれているような景色だったんですね!
この町で二人の愛が育まれたと思うと、とてもロマンを感じます。
貴重な絵葉書をありがとうございます。
投稿: カーカンテロフ(Kirkintilloch) ってどこ? | 2014年12月12日 (金) 17時21分