ヴィッキーのお父さんレオ・レアンドロス
1970年代に日本でも「恋はみずいろ」などで人気のあったギリシア出身の女性シンガー、ヴィッキー。お父さんの名前はレオ・レアンドロス・パパナシュー(1926年生れ)という。ステージ・ネームはレオ・レアンドロスというギリシア人の歌手で「ファイブ・トップス」のリーダーだった。ヴィッキーが生まれた1949年当時はココフ島に住んでいたが、やがてアテネ、そしてドイツのハンブルクなどで音楽活動していた。幼いヴィッキーを本格的な歌手に育てるため厳しい訓練をしたといわれる。ステージ・ママならぬステージ・パパ。ちょうど瀬川伸と瀬川瑛子のようなものか。
ところでヴィッキーはユーロビジョン歌のコンテスト出身だけに国際色が豊かである。手元にあるLPレコード「白い十字架」。表題曲は日本語。「ウィズアウト・ヒム」は英語。「スカボロ・フェア」「恋する季節」は仏語。「アイ・ビリーブ・ユー」はタイトルは英語だが、Ich Glaub An Dich私はあなたを信ずる、とドイツ語。
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