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河鍋暁斎に枯れ枝の先にとまっている1羽の鴉の孤高な姿を描いた「枯木寒鴉図」(1881年)がある。この絵は芭蕉の句「枯枝に烏のとまりたるや秋の暮」(延宝8年)からインスパイアーされたものなのであろうか。それとも「枯木と鴉」はよくある画題なのかもしれない。葉の落ちつくした木の枝は、秋らしい趣がある。この句には「烏とまりたりや」「烏のとまりたりや」「烏とまりけり」など数種の句形が残っている。この句は談林から蕉風への芭蕉頓悟の句といわれる。
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