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2014年8月20日 (水)

どっこい屋

Photo_2   3月12日は「だがしの日」。ケペルの子ども時代、神戸市東灘区にあった森市場(現セルバ)での昭和30年代頃のお話。ある駄菓子屋では手でまわす簡単なルーレットがあり、上部にビー玉を落して、くるくる回りながら下に転がり、落ちた場所の景品がもらえるという仕組みのお店さんがあった。ルーレットをまわしながら、おじさんが「どっこい、どっこい、どっこい…」という奇妙なかけ声をかけるので、子どもたちはその店のことを「どっこい屋」と呼んでいた。いまではそんな店はまず見ることはできないが、ある日、テレビで大川橋蔵の「銭形平次」を見ていると、それと同じような商売をしている人が登場しているではないか。おそらく「どっこい」は江戸時代からあり、お寺や神社の祭日、縁日などに、境内で開かれていた、ある種の賭博の一種がそのルーツかも知れない。

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コメント

束ねた紐の先に景品を付けて子供に引っ張らせる露店は今でも縁日でありますね。子供が欲しがる景品が引っ張る紐に繋がっているかどうかは???・・・です。

志ん生 「心中時雨傘」にどっこい屋がでてきます。

なお、小生の子供の頃にも縁日で見たことがあります。

何度やっても「スカ(はずれ)」ばかり、「腕時計」などのところには入りません。

あれはインチキなんですよね。

おじさんが足元かどこかで細工をするといい景品のところには侵入を防ぐ装置(板のようなもの)が出て、「スカ」にばかり玉は行きます。

ルーレットは速く回っているので誰も気が付きません

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