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2014年7月10日 (木)

消えた地名ローデシア

Zimbabwe   かつて南部アフリカ内陸にローデシアという国があった。古代の原住民はブッシュマンであったといわれるが、1850年代にイギリスの探検家リビングストンが到達してから、イギリスの植民地となった。1895年からはセシル・ローズにちなんだ地名「ローデシア」と呼ばれるようになる。1923年にはイギリスの植民地となる。第二次世界大戦後もイギリス保護領となったが、1964年、北ローデシアが「ザンビア」として独立、1980年には南ローデシアが「ジンバブエ」として独立し、ローデシアの名は地図から完全に消えた。

   国土の半分以上が海抜900~1500m以上の高地であるため気候は概して温暖で、最も暑いザンベジ川、リンポポ川峡谷沿いでも、年間平均温度は30℃を超えない。主要部族はバンツー語系のマショナ族とマタベレ族。ジンバブエの面積(39万k㎡)は日本(37.7万k㎡)より少し広い。

1855年 リビングストン、ビクトリア滝を発見

1893年 ロベングラの反乱

1923年 イギリス植民地ローデシア

1953年 中央アフリカ連邦(ローデシア・ニヤサランド連邦)結成

1964年 ザンビア独立

1965年 白人のローデシア戦線(RF)、国名をローデシアとして独立宣言をしたが国連は承認せず

1980年 ジンバブエ共和国、完全独立

( Livingston,Zimbabwe,Rhodesia )

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