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2014年7月13日 (日)

虚無僧寺

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  鈴法寺跡

   深編み笠の天蓋を被り、袈裟を着て、尺八を奏でながら虚無僧の集団が街中を行脚する異様な光景を子どもの頃、見た記憶がある。最近は虚無僧を見かけることはない。もちろん映画村へ行けば、アトラクションで虚無僧をみることができるかもしれない。映画好きには何故か虚無僧は美男という印象がある。「薩摩飛脚」「鳴門秘帖」「隠密剣士」いつも公儀の隠密で、本性は僧侶ではなく武士である。なぜ徳川幕府は虚無僧を保護したのだろうか。一説によれば、浪人対策といい、他説では諜報の蒐集に利用したのだという。

    虚無僧は禅宗の一派である普化宗である。江戸時代には全国16門派を形成し、一月寺(千葉県松戸市小金)、鈴法寺(東京都青梅、現在は跡のみ)、明暗寺(京都府東山区本町東福寺山内)が虚無僧宗門の三本山として有力であった。しかし明治新政府の方針により、幕府と縁の深い普化宗は廃止された。留場制度、ねだり行為が、近代市民社会の構成要素として不適当であると判断されたのだろう。しかし一月寺は昭和30年代に日蓮宗に改宗し現在に至っている。鈴法寺は明治28年に焼失している。京都の明暗寺は明治21年に明暗教会として復活し、現在も尺八根本道場として活動が継続されている。(参考:保坂裕興「普化宗について」歴史と地理463号、1994年3月、武田鏡村「虚無僧」三一書房)、

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「宗教」カテゴリの記事

コメント

 私は虚無僧が好きで、本物の虚無僧を見たいです。好きな理由は、5つあります。1つ目は、仏教の僧だからです。私は仏教の浄土真宗から法名をもらったからです。2つ目は、虚無僧が「旅」をしているからです。人生という「旅」を意識しているからです。3つ目は日本の文化だからです。私は日本の文化に興味があり、大学時代に茶道部に入っていました。(茶道の流派は速水流)。4つ目は虚無僧が尺八を使っているからです。私は日本の文化で特に興味があるのが尺八です。最後の5つ目は、虚無僧が地味だからです。派手なかっこをせず、楽器も尺八で、見てて聴いてて落ち着くからです。2020年の東京オリンピックの開会、閉会式に虚無僧を使うといいなと思います。そうすれば、日本の文化を世界にアピールできるからです。

京都にもまだ虚無僧が来ます。
四条通の古い店舗(漬物屋、和装小物屋、煙草屋、和菓子店など)だけをよって、回ってくるようです。
お皿に乗せた何か紙包みをもらって帰ります。
あまり歓迎されてるようには見えませんでした。
獅子舞はまだけっこう歓待されてますが。
店先で尺八を吹き、無視されてもしばらく吹き続け、一旦やめてまた吹き始める。
すると店から誰か軒先まで出てきて、お皿かお盆にのせた紙包みを出します。
するとそれをもらって、虚無僧は立ち去ります。
後から見てると、ブティックや100円ショップの前では吹いていません。
古い店の前だけを選んで吹いているように見えました。

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