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2014年7月18日 (金)

木枯らしの果てはありけり海の音

A7c8b601520278b22793a85fb775b5ab    きびしい冬の到来を告げる木枯らしの行く果てに、遠い海鳴りの音を聴き取った。野山を吹き、甍を吹き、木々の葉を落としながら吹きすさんだ木枯らしは、何も吹くもののない海上に出て、海の音と化したというのだ。池西言水(1650-1722)は芭蕉とも交友のあった人で、この句は評判を取って「木枯らしの言水」といわれた。京都の繁華街、新京極通の六角寄りの東側に和泉式部の供養塔で知られる誠心院がある。言水の句碑もひっそりと建っている。山口誓子に「海に出て木枯帰るところなし」という句があり、言水の句を本歌取りにしたそうである。

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