ノヴァ・ピルビーム
「第3逃亡者」(1937)、女優の殺害犯人として、ロバートが容疑者になる。だが彼は無実を主張、警察署長の娘エリカと共に逃走する。「追われ型サスペンス」の秀作。「暗殺者の家」(1934)で誘拐される少女を演じたノヴァ・ピルビーム(1919年生れ)がエリカ役で主演するが、彼女は撮影時18歳、現在94歳で存命する。
少女スター、ディアナ・ダービンと活動期間はほぼ同時代の1940年代。ノヴァは1939年にペン・テニスンと結婚したが、夫が飛行機墜落で戦死し、スクリーンに復帰したが、もう30歳を超えかつての少女スターの出番は少なかった。セルズニックが「レベッカ」の主役に推薦したものの、ヒッチコックのイメージに合わず話は流れ、完全に映画界から身を引くことになった。Nova Pilbeam
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