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2014年6月25日 (水)

モナリザの眉毛

Lajocondeleonarddevinci2461338_2041   ルーヴル美術館の「モナリザ」にはまつ毛も眉毛もはっきりとは描かれていない。このことについて、当時の上流階級の婦人たちは、まつ毛や眉毛が見苦しいとして、すべて抜いているのが普通だったとする説がある。2007年にフランス人技術者パスカル・コットが、超高解像度カメラによる調査の結果、左目の上にまゆ毛と見られる筆跡が見つかった。修復の際にまゆ毛やまつ毛をふき取ってしまったと推定している。だが眉毛が1本でもあることは、当時、まゆ毛やまつ毛が描かれていたであろうと想像するに難くない。

  「モナリザ」はもともとフランス王フランソワ1世が購入した作品だが、ルイ14世は「モナリザ」をヴェルサイユ宮殿へと移した。ルイ15世はこの絵が嫌いで侍従の部屋に飾っていた。19世紀初めにはチュイルリー宮殿のナポレオン1世の寝室に飾られていたこともある。モナリザの評価が高まるのは、19世紀半ば、テオフィル・ゴーティエらロマン派詩人たちがこの絵を「運命の女」と表現して、「謎めいた美」「人間を超えた冷笑」と美を見出してからである。

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