いつまでも残る新語、やがて消滅する新語
警視庁が公募した「振り込め詐欺」に代わる新名称に、「母さん助けて詐欺」が選ばれた。盛大なお披露目は警視庁公認の大喜利とも揶揄された。この新名称に馴染めない人も多い。本当にニュースなどで使われると、どうもしっくりこない。やっぱり無理があるという感じがする、と賛否両論が続く。 新語は毎日のように生まれては消えていく。最近、マスコミなどをよく賑わすのは「既読スルー」「ふるさと納税」「病弱フェイス」など。「塩対応」とは「冷たくて愛想の無い対応」の意味。
山口100萩往還マラニック。水都大阪100㎞ウルトラマラニック。マラニックとはマラソンとピクニックを合わせた造語。タイムを競い合うのではなく、ピクニック気分でランニングを楽しむという。
「味写(あじしゃ)」という言葉がある。日刊イトイ新聞で使われた言葉で、失敗した写真を見方を変えて味わおうとする意。つまり失敗と偶然が絶妙の効果を発揮して「味のある写真」になることもある。イラストの「ヘタウマ」のような味わいとすると、梅佳代の写真も「味写」をねらっているのかもしれない。STAP(刺激惹起性多能性獲得)細胞の論文問題で頻繁に登場した「コピペ」。コピー・アンド・ペースト、複写と貼り付け。ザッピング zapping とはCMや興味のないテレビ放送を見ないようらするため、リモコンを使ってチャンネルを頻繁に変えること。
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