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夏目漱石29歳のときの手紙と俳句が、和歌山の民家で発見された。愛媛県尋常中学校の同僚教師だった猪飼健彦に宛てた手紙で、明治29年4月8日付となっている。「花の朝 歌よむ人の 便り哉」「死にもせで西へ行くなり花曇」など俳句も添えられている。猪飼は明治元年生まれの国語・漢文の教師で、漱石と文学上の交遊があったらしい。
漱石の「こころ」が、今また朝日新聞に連載されています。ホッと一息の時間に読むのにちょうど良い量で、しかもぐいぐいと引き込まれます。本もあるのに、少しずつ暗転して行く主人公の内面に、結末はわかっていても、最初に読んだ頃と同じ感覚を味わうことができる、天才漱石の筆致に脱帽です。
投稿: | 2014年8月 1日 (金) 23時14分
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漱石の「こころ」が、今また朝日新聞に連載されています。ホッと一息の時間に読むのにちょうど良い量で、しかもぐいぐいと引き込まれます。本もあるのに、少しずつ暗転して行く主人公の内面に、結末はわかっていても、最初に読んだ頃と同じ感覚を味わうことができる、天才漱石の筆致に脱帽です。
投稿: | 2014年8月 1日 (金) 23時14分