タイトルで損をした映画、成功した映画
内容はいいのにタイトルがパッとしないで損をした映画がある。 三船敏郎・小林桂樹の「戦後派お化け大会」(1951年)。「箱根山」(1962年)若き頃の加山雄三、星由里子の黄金コンビなのに題名があまりに淡白すぎる。市川雷蔵の「影を斬る」(1963年)は眠狂四郎のようなニヒルな剣士を期待するが、実はコメディ。「パンツの穴・花柄畑でインプット」(1985)、「パンツの穴・ムケそでムケないイチゴたち」(1990)は入館するのも気恥ずかしい。「たどんとちくわ」(1998年)客を恫喝するタクシー運転手と芸術家ぶった売れない小説家の話。「死霊の盆踊り」(1965年)のアメリカにお盆があるのか。富田靖子、福山雅治の「ほんの5g」(1988)。5gとはパチンコ玉1個の重さのこと。パチンコ玉の正確な重さは5.4~5.7g。少年と不思議な生き物との交流を描いた「めめめのくらげ」(2013)。アラン・レネの「ヒロシマ、モナムール」(広島、わが愛)が「二十四時間の情事」。
NHK朝ドラ「あまちゃん」が好評だったが、むかしから海女の映画はいろいろあった。「ちんころ海女っ子」(1965年)は中村晃子の海女もの。「小さな浜辺に、でっかいヒップ、もっこりバストがユーラユラ、磯のアワビが泣いている」と意味不明のキャッチコピー。洋画に邦題をつけるとき、全く似ても似つかないタイトルがつけられることがある。「DAMON OF PARADISE」(楽園の悪魔)が「彼女がトカゲに喰われたら」、「What about BoB?」が「おつむて・ん・て・んクリニック」である。
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タイトルといえば、キャスリン・ターナーが色っぽい悪女の極みを演じた「白いドレスの女」。「青いドレスの女」というのもあるし、あの人気番組「相棒」のいちばん最初の杉下右京と亀山薫が出会う第一回目は「赤いドレスの女」
投稿: | 2014年6月 3日 (火) 15時00分
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