富士山とフルーツ牛乳
10月10日は「銭湯の日」(せんとお1010の語呂合わせ)。ここ30年ほど町の銭湯へ行ったことがない。入浴料を知らない。日本一高いという東京都内の銭湯の入浴料金は2014年7月から6年ぶりに値上げされる。大人は10円高い460円なり。
都会の銭湯にペンキ絵が現れたのは大正時代という。大正元年、神田猿岩町にあるキカイ湯の店主、東雄三郎が子どもが喜んで銭湯に入れるようにと思い、川越広四郎画伯に依頼してペンキで富士山の絵を描かせたのが始まりという。
映画「テルマエ・ロマエ」ではローマの浴場設計技師の阿部寛が現代の日本にタイムスリップして銭湯の富士山を見たり、フルーツ牛乳を飲んだりする。ローマに帰ってヴェスビオス火山の絵が描かれていた。昭和30年代にタイムスリップして、もう一度銭湯に入って、フルーツ牛乳やコーヒー牛乳を飲んで、映画館のポスターを眺めてみたい。
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