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2014年5月27日 (火)

むすめふさほせ

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    1235年のこの日、藤原定家によって小倉百人一首が完成された。百人一首で一字決まりの歌の初めの音を並べると「むすめふさほせ」となる。「娘房干せ」、つまり娘さんが襷がけで干し物をしている姿を想像する。さらにネットで調べると、「房」を「乳房」と解して、「上着がじゃまなようですから、どうぞ遠慮しないで、上半身裸で干し物をしてください」という意にとっているものもある。ケペルは百人一首をすべて暗記していないし、競技かるたをすることもないので、7枚の札を把握する必要もないが、どんな歌が挙げてみる。(5月27日)

 「村雨の露もまだひぬまきの葉に 霧たちのぼる秋の夕暮れ」(寂蓮法師)

 「すみの江の岸による浪よるさへや 夢の通ひぢ人目よくらむ」(藤原敏行朝臣)

 「めぐりあひて見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし夜半の月かな」(紫式部)

 「吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ」(文屋康秀)

 「さびしさに宿を立ちいでてながむれば いづこも同じ秋の夕暮れ」(良暹法師)

ほ 「ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる」(後徳大寺左大臣)

 「瀬を早み岩へせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」(崇徳院)

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