カピラ城の謎
仏教の開祖、釈迦(ガウタマ・シッダールタ)は前563年(一説に前565年)頃、カピラ城で生まれたといわれている。カピラヴァストゥといい、ネパールのタラーイ地方ティラウラコットにその遺跡がある。2001年、ブラッドフォード大学が発掘調査したが、当時の遺物は出土しなかった。最近では現在のピプラーワーがカピラ城ではないかともいわれている。釈迦の生没年は諸説あり、前563-前483説、前463-前383説。つまり孔子より12歳年長でほぼ同時代とする説とソクラテスと同時代とする説がある。およそ100年の誤差があるのがインド史の年代設定がいかに困難かを示している。(Gautama Siddhartha,Kapla-vasta,TilauraKot,Piprahwa)
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釈迦誕生の城といわれるカピラ城はどこに?
(* ̄ー ̄*)跡発見が待ち遠しい・・。
遺
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年4月 8日 (月) 17時55分