アジア首都ものがたり
社会科地理で世界の国々の首都を丸暗記して覚えさせられるのは小学5年生くらいであろうか。だがアジアだけに限定しても暗記するには手ごわい要注意の地名がある。スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(スリランカ)、イスラマバード(パキスタン)、ネビドー(ミャンマー)、バンダルスリブガワン(ブルネイ)、マレ(モルディブ)、ディリ(東ティモール)、マナーマ(バーレーン)、ティンプー(ブータン)、アブダビ(アラブ首長国連邦)、マスカット(オマーン)などの10ヵ国。
イギリス統治時代のインド帝国の首都はコルカタ(旧カルカッタ)だったが、夏は北部のシムラーに移転されていた。▽フィリピンの首都は1948年から1976年までケソンシティ、以後マニラ。▽1958年、中尾佐助はブータンを探訪し、その当時首都の置かれていたプナカを訪れた。しかしプナカは人気も家屋もなく、ただの谷と化していた。その後、中尾はティンプーを訪れ王宮を発見した、この出来事によって、同国の首都がティンプーに移転していたことが世界に明らかにされた。(1955年にはティンプーに首都移転していた。)
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日本人が発見したのですね。
投稿: | 2014年4月16日 (水) 20時35分