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2014年4月16日 (水)

作家の愛読書

    作家の愛読書は雑誌の特集でしばしばみかけることがある。だが個々の作家の愛読書が何かという一覧を探したが見つからなかった。サミュエル・スマイルズ(1812-1904)は「人の品格はその読む書物によって判断できる。それはあたかも、人の品格がその交わる友によって判断できるがごときものである」といっている。さすれば著名人がどのような本を愛読しているかを研究することも全く無意味な労とはいえまい。 

  「大和古寺風物誌」で知られる評論家の亀井勝一郎はゲーテの「イタリア紀行」を読んで、大和の古寺を訪れることにしたと書いている。大江健三郎が「ハックルベリー・フィンの冒険」や「ニルス・ホーゲルソンの不思議な旅」、北杜夫が「星の王子さま」など児童書をあげている。心理学者の河合隼雄もアルス社の日本児童文庫にあった「グリム童話集」をあげている。漫画家の水木しげるが上田秋成の「雨月物語」、文芸評論家の磯田光一が三島由紀夫「金閣寺」をあげている。

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コメント

水木しげるさんの「雨月物語」のマンガ本は持ってます。

水木さんの「遠野物語」は描き物屋商売の身過ぎ的な手際よさがある後期の仕事です。生きている人の語りを感じる。


雨月物語は、草の庵とか人物が手探りで模索しながら描いてあるようなマンガであります。ぼんやりしながら飛躍がありがあります。死者、白骨が語るような絵柄があります。

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