青年は荒野をいく
1969年のこの日、連続殺人犯、永山則夫が逮捕された。新藤兼人の映画「裸の十九歳」(1970)は集団就職で上京した少年・山田道夫が、次第に社会から脱落し、ふとしたはずみで殺人を犯す永山則夫をモデルとした作品ではあるが、ノンフィクションではなく、現代の普遍性あるテーマと捉える。貧しさとは、家族とは、社会格差とは、そこには個人ではどうしょうもない大きな壁がある。そして、秋葉原事件、ロンドン暴動など現在起こっている事件にもつながる。(4月7日)
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歯車が狂えば私もそういうふうにして法を犯すのか、裁判員と被告人とは単に歯車がかみ合わなかっただけでこちら側とむこう側にいるだけではないのか裁判員制度と共に考えさせられてしまう。
投稿: カキステゴメン79 | 2011年8月17日 (水) 08時22分