映画とヌードシーン
映画における最初のヌードシーンの1つとして、チェコ映画グスタフ・マハティ監督「春の調べ」(1933)がよく知られている。美人女優へディ・ラマー(1914-2000)が全裸で泳ぐ場面が話題となった。だがこれより17年前、ハーバート・ブレノン監督「神の娘」(1916)でアネット・ケラーマン(1887-1975)がフルヌードを披露している。ケラーマンはもともと水泳選手で、「映画界のヴィーナス」といわれ、「海の女皇」「女性の好物」「海底のヴィーナス」などの作品に出演している。
無声時代にもヌードが盛んに現れたようで、フルヌードではないがジョージ・プラット監督「インスピレーション」(1915)でもモデルのヌードが見れる。
日本映画初のヌードシーンは吾妻光(のちの大仏次郎夫人、1898-1980)主演の「幻影の女」(1920)といわれる。
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