北条時宗とハーメルンの笛吹き男1284年
失踪事件というのは誰の心の中にもいつまでも消えないものです。グリム童話の中にハーメルンの笛吹き男」という話がある。130人もの子どもたちが忽然と消えるという話。1284年6月26日に起こった話で実際にあったことらしい。童話や民話で日付がハッキリしているのも不思議なことだが、1284年というのは2度の元軍の襲来を撃退した北条時宗が34歳で死んだ年である。
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「ブラザーズ・グリム」という映画がとても面白い。早世したピース・レジャーのちょっぴりマヌケだけど純粋で一生懸命な弟と、現実的で狡猾な面もあるマット・デイモンの兄、次々と失踪する子供達(しかもCGとわかっていても目を離せぬ異様な拉致方法で)。それに、モニカ・ベルッチ演じる魔女のなんという美貌!
グリム童話の要素をちゃんと織り交ぜてあり、一気に見てしまう娯楽映画です。
投稿: イクちゃん | 2014年4月 6日 (日) 08時54分