物語はいつも男と女から始まる
サッカーの長友佑都と女優の平愛梨の熱愛報道。愛梨のほうが2歳年上。アモーレはスポーツ新聞の最高のネタである。男と女の間にある永遠の謎を解き明かしたものは誰もいない。ビットリオ・デ・シーカ監督の「終着駅」でジェニファー・ジョーンズとモンゴメリー・クリフトのあわただしい駅での別れのキス・シーンは映画史で有名だ。結ばれない二人の別れをじっくりと描いた作品は他にない。物語はいつも「ふたり」から始まり、別れがあって、そして最後はいつも「ひとり」になる。「男性は最初の恋人になりたがり、女性は最後の恋人になりたがる」(オスカー・ワイルド)昨夜観た評判の「ララ・ランド」も場末のピアニストと女優志願の恋物語。ラストは「シェルブールの雨傘」を思い出させる切ない別れ。
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オスカー・ワイルドの名言、当然ですが、確かに深いですね。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年3月29日 (土) 06時29分