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2014年3月26日 (水)

三種の神器の起源

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 日本武尊が倭姫命から神剣をさずけられる

    皇位の御璽である八咫鏡、天叢雲剣(草薙剣)、八坂瓊曲玉の三種の宝物を「三種の神器」という。はじめ宮殿に安置されていたが、崇神天皇のとき鏡と剣を大和国笠縫邑にうつし、別の鏡と剣を作り宮中の賢所に、剣と勾玉は天皇の身辺に置かれ即位の時に授受されるようになった。賢所の鏡は1005年、1040年の2回の内裏の火災で原形を失い、剣は1185年、安徳天皇が壇ノ浦入水の際に海に沈み、別の剣をもってこれに代えた。勾玉のみは神代からのままである。天皇は伊勢神宮に参拝するとき剣璽を携行する。

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  そもそも「三種の神器」という考え方は古代中国に発するもので、道教では蓬莱、方丈、瀛洲の三神山で見えるように、全宇宙空間を三つの世界に分けて考えていたこと、天上の神仙世界の最高元首の天皇や天皇大帝までの権力の象徴として鏡と剣とを重んじたことから、地上の帝王の権威のシンボルに援用され、その思想が道教とともに日本に入ってきた。古代朝鮮にも桓雄が下界に降りるとき、天帝から天符印三個を授かったという神話がある。その三つとは、剱と鏡と鈴といわれる。天孫降臨型の共通した神話伝説と考えられている。

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