名の短命相「伊豆の踊子」
川端康成の名作「伊豆の踊子」の映画に出演、踊り子の薫の役をした女優さんは出世するといわれている。だが物語の薫は、下田で学生と別れてからどのような人生を送ったのだろうか。もちろん物語の続きなどは誰にも分からないことなのだが、自分にはどうも不幸な人生を送ったのではないかという気がしている。薫は甲府の小学校を出てからすぐに親元離れて、旅芸人をしている兄のところへ身を寄せている。年は14歳だった。苗字も小説にはでてこないし、性格描写も何もないので、将来だれと結婚し、どのような人生を送ったかの判断の手がかりになるものは何もない。ただひとつの手がかりが「薫」という名である。薫という字は略字で「艸」と「熏」で20画と数える。20画は親子縁の薄い死運の凶数である。本田美奈子の「美奈子」も20画である。
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