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2014年3月10日 (月)

学術専門書と図書館

Library     インターネットで調査する場合、明確な問題意識を持っていないと、必要とする情報にたどり着けない。文献探索法において、やはり専門書が書架に並んでいてそこから必要な本を探し出すという、オーソドックスなアクセス方法は、これからも残してほしい。だが現在ほど学術研究が分化されていて、どの領域においても閉塞状況にある時代はこれまでになかったといってよい。特定のジャンルの専門家はせいぜい500人以下、極端な場合には20~30人程度という規模のジャンルもあるだろう。学問のタコツボ化が進んでいるため専門書・学術書の出版が極めて困難な状況にある。良心的な専門書を出版していた会社が倒産するということは文化的にみて好ましくない。アメリカでは学術専門書が3000部ほどは図書館で購入されていることが確実視されているから、専門出版社も経営が成り立っている。ところが日本では図書館の予算が少ないうえに、市民のリクエストに図書費が半分以上食われて、専門書や教養書といわれる良書が買えない状況が続いている。学術専門書の出版活動は、実学的な要素はなくても、長期的にみると日本の文化の基底を支える重要な要素である。多くの行政理事者や図書館司書らの見識によって学術専門書の購入についても積極的に推進してほしいものである。

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