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2014年3月 3日 (月)

楽しい春がやってくる

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   子どものころラジオでよく聞いた歌。

「♪緑の森の彼方から、陽気な唄が聞えます。あれは水車のまわる音、耳をすましてお聞ききなさい」と、若い女性の明るく澄んだ美しい歌声。「森の水車」(作詞・清水みのる、作曲・米山正夫)だ。この曲は高峰秀子が昭和17年9月にレコード発売されたが、敵性歌謡とみなされ、発売禁止となった。広く知られるようになったのは、戦後のことで、昭和26年のNHKのラジオ歌謡で荒井恵子が歌ってからである。しかし荒井はNHK専属歌手のため、レコード化はされず、並木路子でレコード化された。ナツメロでテレビ番組で並木が歌っているのは見たことがある。だが、ケペルがラジオで記憶するのは荒井恵子のほうである。

    荒井恵子は戦後、農林省に勤務していたが、戦後の第2回「素人のど自慢」全国コンクールの歌謡部門で「南の花嫁さん」で優勝した。紅白歌合戦も6回出場している。

    ところで紅組トップバッターというのは、その時代の最高の可愛い歌手が登場する、という暗黙のきまりごとがある。南沙織「17才」、天地真理「ひとりじゃないの」、小柳ルミ子「漁火恋唄」、山口百恵「ひと夏の経験」、岩崎宏美「ロマンス」、山口百恵「横須賀ストーリー」、桜田淳子「気まぐれヴィーナス」、榊原郁恵「夏のお嬢さん」、石野真子「ジュリーがライバル」など、最近では浜崎あゆみである。荒井恵子は昭和28年「ポカピカパカ」で紅白初出場はトップバッターを暁テル子に譲ったものの、「希望をのせて馬車は行く」(昭和30年)、「南の花嫁さん」(昭和31年)、「橇は飛ぶよ」(昭和33年)、「白菊の歌」(昭和34年)、「青い月夜の散歩道」(昭和35年)とトップバッターを5回も務めている。明るく澄んだ歌声に憧れる男性からは、顔が見られない苛立ちから、放送局にはラブレターが殺到したとか。

    画像は「平凡」の記事からだが、もちろん小柄で瞳の大きい女性が荒井恵子。大柄の女性はNHN東京放送劇団の七尾玲子。

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コメント

Youtubeで荒井さんの画像を見たことがあるのですが、「森の水車」にしろ「南の花嫁さん」にしろ、レコード歌手よりもよほど上手いと思いました。

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