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2014年3月25日 (火)

サクラの語源

K1129965490    本日、東京の靖国神社の桜が開花した。桜の名所といえば、一目千本とうたわれた吉野山が古来から名高いが、嵐山、御室仁和寺、醍醐寺、石山寺、多武峰など京都に近い古くからの名所は多い。だが日本の桜は北は北海道から南は沖縄にいたるまで、各地にそれぞれの野生種があって春の盛りを告げている。新聞に桜の名所の人気ランキングが掲載している。 

 1.吉野山(奈良) 

 2,千鳥ヶ淵(東京) 

 3.嵐山(京都) 

 4.弘前公園(青森) 

 5.造幣局(大阪) 

 6.上野恩賜公園(東京) 

 7.高遠城址公園(長野)

 8.仁和寺・御室桜(京都) 

 9.新宿御苑(東京) 

 10.醍醐寺(京都) 

   この投票は朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」の投票なので都市に偏りがあるが、この他、全国各地に桜の名所があるだろう。 

    サクラ自体の語源は、江戸時代から「古事記」の木花之開耶姫の「さくや」の転訛とされてきたが、大槻文彦は、「麗らかに咲く花」から「咲く」「麗らか」、つまり「咲麗」(サクラ)の名になったと「大言海」で説いている。中村浩(1910-1980)は咲くに、接尾語「ら」がついて成立したと見た。接尾語「ら」は、多数の集まりを示す群(むら)の略とする。咲群(さくむら)からサクラになったという説である。ちなみに中村浩博士は食品微生物学が専門で、ウンコを研究し、糞尿博士として知られた。クロレラ研究所を設立。著書に「植物名の由来」「園芸植物名の由来」「糞尿博士・世界漫遊記」がある。

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コメント

桜の語源・・色々あるようですね・・・。
中にはこじつけみたいのも・・

桜の語源とうんこの研究…

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