デルマーバ半島
アメリカの半島といえば「フロリダ半島」や「カリフォルニア半島」がいちばんに浮かぶが、デルマーバ半島という地名はあまり聞かない。デラウエア湾とチェサピーク湾とに挟まれたワシントンに近い位置にあり、重要な地名であるが、学校では教えないし、「地名・地理辞典」(数研出版社)にもない。デルマーバという地名は、デラウェア州(DELaware)、メリーランド州(MARyland)、バージニア州(VirginiA)からの合成地名である。世界の主な半島は、面積規模の順で、アラビア半島、インド半島、ラブラドル半島、スカンジナビア半島、イベリア半島、インドシナ半島、アナトリア半島、バルカン半島、カムチャツカ半島、マレー半島、朝鮮半島、ヨーク岬半島、イタリア半島、バハ・カリフォルニア半島、フロリダ半島、ブーシア半島、ソマリア半島など。インドネシアのスラウェシ島のミナハサ半島は北から東方向へ長さ約600㎞と非常に細長く伸びている半島である。(ちなみにJRの東京~大阪間が556.4㎞)。
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インドは半島ではなく亜大陸ですね。地球儀などではなく、衛星写真で見るとそう呼ばれる理由がよくわかります。
投稿: | 2017年4月26日 (水) 18時05分