ロンボク海峡
ダーウィンの進化論に共鳴するイギリスの博物学者アルフレッド・ウォーレス(1823-1913)は、インドネシアのバリ島とロンボク島、ボルネオ島とスラウェシ島、ミンダナオ島とモルッカ島の境目に線をひき、西側は東洋区の生物、東側はオーストラリア区の生物が分布することを発見した。これをウォーレス線と呼ぶ。オランダの動物学者マックス・ウェーバー(1852-1937)は貝類や哺乳類の分布の違いを基準に1902年にウェーバー線を提唱した。この2つの境界線はどちらも間違いではない。ウォーレス線の西側は東洋区、ウェーバー線の東側はオーストラリア区である。この2つの線の間は、東洋区とオーストラリア区の両方の生物が見られるので、この混じり合った地域をウォレシアと呼ぶ。
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