ロシア人はチェスが好き
ロシア人はチェスが大好き。公園の中などには必ずチェス場があって、ずらりとチェス台が並んでいるし、街頭でも職場でも、すぐに人が集まるのがチェスである。ソ連時代、1972年にアメリカのボビー・フィッシャーが世界チャンピオンになるまで戦後ずっとソ連がチャンピオンを保持し続けていた。大学生のころ、ぺテルスブルクのチェスクラブの常連であったトルストイは、いつもツルゲーネフとチェスを指していた。軍隊に入っても衛兵勤務を忘れてチェスを指していたため投獄されたことがある。写真は1910年に撮影されたトルストイだが、それからしばらくして亡くなる。生前のトルストイを撮った最後の写真もチェスをしているところだった。
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