ウィリアム・ダイス
ウィリアム・ダイス(1806-1864)はスコットランドのアバディーンに生まれる。イタリア・ルネサンス美術に憧れ、ドイツ・ナザレ派の影響を受け、フレスコ画を学ぶ。英国の美術教育の基礎を築き、ラファエル前派の先駆をなす。代表作「聖母子」「ヤコブとラケルの出会い」。
「タウトンのヘンリー6世」は薔薇戦争に敗れたヘンリ6世が廃墟で詩を詠む姿を描いている。
「彩色をはじめて試みる少年ティッィアーノ」(1856年)は幼子イエスを抱くマリア像をスケッチする12歳の少年ティッィアーノが、花に霊感を得て、花汁で色付けすることを思いついたという挿話を元に描かれている。(William Dyce,Aberdeen,Nazarener)
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