五十万人の遺産
終戦時フィリピンに日本軍の山下奉文が隠したとされる山下財宝、いわゆるマル福金貨を探すため6人の男たちが暗躍する。三船敏郎、三橋達也、山崎努、堺佐千夫、田島義文、それにフィリピンに残りイゴロット人となった日本兵・土屋嘉男。日本に帰還することを望む土屋が、現地の女、浜三枝に弓矢で殺されるところがよい。主役の三船よりも脇役陣の見せ場が多い。堺佐千夫は若大将シリーズの「赤まむし」、土屋嘉男は「ガス人間第1号」。娘の星由里子が阪急電鉄、逆瀬川駅から降りてくるシーンがある。
金貨の総数は25000枚といわれ、そのサイズは直径3㎝、重さ31g。議会で不正蓄財の嫌疑をかけられたマルコス大統領は、山下財宝を発見して財をなしたと説明した。
« ヒビキ一郎が観客席にいた | トップページ | 播磨国黒田氏系図 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 素晴らしきかな映画(2019.02.18)
- 無名時代の大スター(2019.02.15)
- この映画、いつ観るの?今でしょ(2017.05.15)
- 「燃えよ剣」と「新選組」(2019.02.12)
- 焼跡と映画館(2019.01.28)
コメント