五十万人の遺産
終戦時フィリピンに日本軍の山下奉文が隠したとされる山下財宝、いわゆるマル福金貨を探すため6人の男たちが暗躍する。三船敏郎、三橋達也、山崎努、堺佐千夫、田島義文、それにフィリピンに残りイゴロット人となった日本兵・土屋嘉男。日本に帰還することを望む土屋が、現地の女、浜三枝に弓矢で殺されるところがよい。主役の三船よりも脇役陣の見せ場が多い。堺佐千夫は若大将シリーズの「赤まむし」、土屋嘉男は「ガス人間第1号」。娘の星由里子が阪急電鉄、逆瀬川駅から降りてくるシーンがある。
金貨の総数は25000枚といわれ、そのサイズは直径3㎝、重さ31g。議会で不正蓄財の嫌疑をかけられたマルコス大統領は、山下財宝を発見して財をなしたと説明した。
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