死んでいた千坂兵部
ドラマ「赤穂浪士」(大佛次郎原作、1979年)では、山村聡が千坂兵部に扮し、重厚な演技をみせている。義士討ち入りのとき、実父吉良義央を助けるために出兵しようとする上杉綱憲を押しとどめる。だが実際には刃傷事件のとき(1701年)には千坂はすでに死んでいた。(元禄13年、1700年没) 千坂兵部の名前は大佛次郎の筆によって有名になったのだろう。最近の忠臣蔵では色部又四郎に代わっている。ところが本当に上杉綱憲を押しとどめた人物は、稲葉丹後守正通とも、畠山義寧(1664-1746)とも言われている。
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