ラザロ・ビロとボールペン
世界で最初にボールペンを発明したのは1888年アメリカのジョン・ラウド Jhon Loud といわれる。しかしインク漏れが酷くとても文字を書けたものではなかった。1938年にハンガリーのラザロ・ビロ Lazlo Biro(1900-1985)が実用に耐えるボールペンを考案した。ラザロはブダペストで編集業をしていたが、ペン用の即乾性のインクがあれば便利だろうと思い、そこで考えついたのがボールペンの原型だった。その後、ビロはブエノスアイレスに移住したが、そこのエテンペル社が1945年から製造、販売したものが世界最初の市販ボールペンである。だがラザロはアメリカで特許をとっていなかったため、あるアメリカのビジネスマンが1946年ニューヨークで発売して全世界に広がっていった。
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