多田便利軒の悲哀
ドラマ「まほろ駅前番外地」第2話「麗しのカラオケモデル、探します」。昔のレーザーカラオケのモデルに恋した男が、そのモデルを探してほしいという依頼を受ける。行天は「もう50過ぎのオバサンになっていんじゃない」という。依頼者は「黒木瞳だって51歳だ」という。多田と行天は女の所在をつきとめる。だが女は薬と酒で変わり果てていた(なんと風祭ゆきが演じている)。横浜でバーを開いていて、今夜だけ一回なら会ってもいいという返事がきた。依頼者が会った女性はカラオケそのままの若く美しい女性だった。多田は女の娘を身代りにしたてて、男の夢を叶えさせたのだった。ショート・ストーリーに人生のペーソスがあふれている。
« 「潮騒」(1971年版)千代子のほうが有名女優 | トップページ | 世界一美しい書店セレクシーズ・ドミニカネン »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
« 「潮騒」(1971年版)千代子のほうが有名女優 | トップページ | 世界一美しい書店セレクシーズ・ドミニカネン »
コメント