世界の不思議 ノアの洪水の謎
「後は野となれ山となれ」これに近い英語表現は、
我々が死んだ後に大洪水よ起これ
After us the deluge.
やはりノアの大洪水が基本にあるように思える。聖書に記されたノアの箱舟伝説は何を意味するのだろうか。伝説ではなく、ニネヴェで発見された粘土版には、大洪水について記された断片が見える。創世記6ー15によると、「長さ300アンマ、幅50アンマ、高さ30アンマ」とある。アンマとは、口語聖書ではキュービット、ほぼ腕の長さで約46cm。(神殿キュービットはさらに一手幅(7.5cm)を加える) つまり箱船の大きさは138×23×15mとなり、長方形だった。この船は3層をなし、なかには個室があり、側面には戸口があり、天窓が開くようになっている。ノアの箱舟を建造している人がいるだろうか。ノアの箱舟が流れついたとされるトルコのアララト山(標高5137m)に1829年フリードリヒ・パルロットはロシア登山隊を率いて初登頂に成功した。
(Noah)
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